帰り道を教えながらしばらく歩いて居た


「こんな時間に1人で何やってた?」


「…散歩してた…日課なの…」


「日課って…毎晩かよ!今までよく何も無かったな信じらんねー」


今夜出逢ったのが自分で良かったと冬夜は思っていた


「んーフードで顔隠してるしいつもは寄り道なんてしないから」


今日はたまたまコースを変えおまけに公園にも寄った


そして冬夜に出逢った…運命だったのだろうか?


「散歩なら昼間にしろよ」


月の光を浴びてあたしは言う


「太陽はキライ眩しすぎるから…」


月の優しい明るさの方が好き…昼間の明るさは嫌い優しくないから