月夜の散歩


「次なんてねーよ残念だったな!!」



あたしの肩を抱き"ふっ"と笑い千歳に言う


「はっ…陽菜俺は何時でも待ってるからなっ」



「ちーくん…」



「snakeは雀羅の傘下には入らないよ…プライドがあるからね」



「わかってるよ」



「でも…困った時は声をかけてよ…わかってると思うけど陽菜の為だからねっ」



「はっ…上等」



向かいあい千歳はあたしに目を向ける