小さく揺れる心を落ち着かすようにぎゅっと目を瞑りネックレスを握り締めた 「…冬夜」 落ち着きを取り戻したあたしの隣にいつの間にか千歳が座っていた そっと髪を撫で「変わらないね」と少しすくって口づけた 「……つっ…///」 思わず頬を染めてしまったあたしは千歳にぐっと引き寄せられた 「ちっ…千歳くん?」 「綺麗な髪に…白い肌も変わらないのに…ちーくんとは呼んでくれないんだね…」 切ない問いにあたしは答えることができずにいた