「だから冬夜とは…「俺が教えてやるよ愛し方も愛され方も…好きっつう気持ちも…だから俺の女になれ」


付き合えない…そう言うつもりだったのに


「お前の闇も救ってやるよ」


なんで…そんな事…あたしの闇に気付いたなんて


あたしの頬は濡れていた…


瞬間ふわっとタバコと香水の香りに包まれる


とめどなく溢れる涙は冬夜のシャツに染み込んでいった