「こんにちは…お久しぶりです」


支払いを済ませた涼子があたし達の所へやって来た


「ああ長倉んとこのか…」


涼子はぺこりと頭を下げるるとすぐにあたしに視線を向けた


「陽菜ったら酷いわ置いてくなんて!」


「ごっごめんつい…」


「まぁ気持ちは解らなくもないけどね!」

そう言ってウインクした


「陽菜っあたしがこれ学校持ってくからいいよ帰っても?」


「ダメだよあたしも一緒に行く」


「じゃあ俺らも行くよ」


冬夜がそう言ってポンとあたしの肩に手を置いた