気のせい…あたしがおかしいのかな?


「陽菜…いい子にしてたか?」


「子供じゃないんだから…それよりどこ行ってたの?誰も教えてくれないし…」


「ちょっと野暮用だ気にすんな」


あたしの頭をくしゃくしゃっとすると


「送るから帰れ」


「えっ!もう?」


ぐいっと腕を掴み引っ張って行く


いつもの車に乗せられる冬夜は隣に乗り込むと「わりぃ」一言ゆうと目を瞑った


「ハァー何なのよ…」


冬夜はどこで何をしているのか


あの香りは誰の物なのか…


またもやもやする…何なんだろこの気持ち