満月の日

「フレア・バースト!!」




ガンマの一言に、ハードは目の前が爆発する。




だが、ぶつかった反動で出来た煙を漂わせながらハードは突進してきて、気付いた時には、ガンマの喉元に、ハードの曲刀の先端が向けられていた。




「ここまでだ。」




「うー…!!もう少し長く続けられると思ったのにー!!」




ハードの言葉にガンマは頬を膨らませる。




「魔法でカバーしているとは言え、動きに無駄があるな。」




「ムー…。オジさんには敵わないや…。」




ハードの言葉に、ガンマは悔しそうに顔をしかめた。