満月の日

「あぁ。思っているよ。」




そう言ったのはリンだった。




「リン…?」




ガンマはキョトンとなる。




「一人じゃ危ねぇからな。助太刀してやるよ、チビすけ。」




「……。」




リンの言葉にガンマは何も言えなくなる。




「ほれ。さっさと行きな。あたしがいる限り、チビすけを殺させはしねぇ。」




「分かった…!!」




「リン!!ガンマ君のこと、お願いね!!」




ピードは頷き、ティラはそう言ってから先に進んだ。




「おチビさんと一緒に残った水使いか…。でも、しょせんは女。僕に勝てるワケがない。」




「はたして、性別だけでそう判断して良いのか?女だからって、甘く見んじゃねぇぞ、このクソ野郎!!」




キンの一言に、左手中指を立てるリン。





キンはニタリと笑って突進してきた。