満月の日

一方、先に進んだガンマ達の前には、同じ門が開かれていた。




ゴクリと息を飲み、ガンマ達は中に入る。




中に入るなり、真ん中にだけ明かりがつき、そこにはキンが立っていた。




「こんにちは、おチビさん。よくきたね。」




ニタァ…と口を開けて笑う姿は不気味で、まるで口裂け女のようだ。




思わず、背筋に寒気が走るガンマ。




それでも、彼はグッと握り拳に力を入れて前に出た。




「ガンマ君!?」




ティラが声を上げる。




「ティラ姉ちゃん、ピード兄ちゃん、リン、先に行ってて。ここは僕がやるよ。」




「勇ましいねぇ。僕に勝てるとでも思ってんの?」




ガンマのことをあざ笑うかのように、キンはニタニタ笑う。