みー兄の言葉に、涙が溢れ出す。


「私、ここにいても邪魔なだけ・・・」


そっか、私邪魔なんだ。


邪魔者は、ここから出ていかなきゃ。


フラフラとした足取りで、家を出る。


止まらない涙とフラフラとした足取りでたどり着いた場所は、家の近くにある小さな公園。


誰もいないブランコに座る。


「私・・・」


邪魔って言われちゃった。


親だけじゃなくて、みー兄にまで。


やっぱり私は邪魔なんだ。


親だけじゃなくて、みー兄にも必要とされていない。


誰にも必要とされてない。


私はいらない子。


そう思ったら、涙はいつまでもいつまでも止まらなかった。