はつ恋



歯車が少しずつ、ずれ始めてきていた。


アッという間に日が落ちてきた。時間がものすごいスピードで過ぎていく。


僕は、明日もあさってもリディアがわがままを言って、和樹を独占してくれるよう祈った。


明日は土曜日、あさっては日曜日だ。


ターミーの大学はきっと休みだ。