はつ恋



子供達は疲れるという事を忘れたかのように、僕の作った即席のバスタオルのボールを取り合っていた。


和樹がやってきた。


「すまないが、抜け出さなくてはいけなくなった」


「現地の奥さんと子供達のところですか?」


僕は言ってすぐ後悔した。ターミーとのことで、嫉妬から意地悪を言ったに過ぎないからだ。