「兄さん、もういいのよ。マサヤに暴力を振るわないで!私は彼を愛しているの!たとえもう私に気持ちが無くても、彼はお腹の子供の父親なのよ」


「里美・・・」


僕は立ちすくんだ。


「・・・お腹の子って?」






ターミーが僕の後ろで青ざめていた。