はつ恋



「ジュディ様、泳いでいいってあたいに言ってるんで?」


パムは目を丸くした。


「そうよ、他に誰かいて?」


「いつものように、太陽にあわせてしょっちゅう日傘の向きを変えたり、コテージにクーラーの氷をたしに行ったり、パンにハムや野菜を皆の分挟んだり、果物をむいたりしなくていいんですか?」


「まあ、まるで私を人使いの荒い悪魔みたいな言い方するのね。そうよ、今日は私があなたの仕事をするわ、パム」


「驚いた、嵐にならねーといいが」


パムは小銭をジュディに返すと、それでもパンツ一枚になって海に飛び込んだ。