僕は恥ずかしかった。ひょこり日本からやってきて、ほんの少し彼らの生活を垣間見ただけで理解ったように哀れんで、ジュディを独裁者のように思ったりして。 「すみませんでした。僕、出しゃばったりして・・・」 僕は心から詫びた。 「いいのよ。あなたはジェントルマンだわ、マサヤ」 ジュディはそっと僕の肩に手をのせた。 「昨夜はジョージ帰ってこなかったわ。おそらくマリアと一緒なのね。そうでしょう?」 僕は息を呑んだ。どうして知っているのだろう。