海に着いた。 そこは僕の背丈の二倍はありそうな、太い金網のフェンスに取り囲まれたビーチだった。金網の上部は有刺鉄線が張り巡らされており、錠前付きの広い扉の前には、ガードの為だろうか、銃を持った迷彩色の服とキャップを身につけた男が一人立っていた。 「なんか、物々しいなあ」 と僕が言うと、ジュディは 「ライフルの中には銃弾なんて入ってないのよ」 と笑った。 ジュディが男に合図をすると、男は鍵を開けてワゴンをフェンス内に導いた。 扉はすぐに閉められた。