僕はターミーを探していた。時間は8時を10分ほどまわっていた。


(こら、雅也!そわそわするな)


今日は日曜だし、出かけるにしてもまだ早すぎる。実は僕はダイニングに下りて来る前にターミーの部屋をノックしてきた。返事がなかったので、てっきりもう朝食をとっているものと思い、急いで下におりてきたのだった。