ゲストルームに設置してあるバスルームで熱いシャワーを浴び、僕は裸のままベッドに潜り込んだ。 ウォーターベッドの水温が、肌に心地よく設定されていた。 僕の素肌は柔らかい暖かさに包まれた。 僕は、里美の肌の温もりを思い出した。 同じ屋根の下で、ターミーもベッドに横たわっている。 僕はターミーの肌を想像していた。僕は里美以外の女性の肌を知らないし、知ろうとも思わなかった。だが欲望はターミーの裸体に頭をもたげ始めた。