はつ恋



僕はタクシーに乗ってもまだ、ぐだぐだとあれやこれや考えて混沌としていた。


そして、そんな自分に嫌気を感じていた。


(ジョージには偉そうなことを言ったくせに)


僕は現実をみつめなければならなかった。