そんな何時もの会話をしているが、
現実は゛何時もとは違う未来″という道を造り、
僕たちをそこへ誘導して歩ませようとしている――――




「嗚呼・・・今日の゛道″は歩みたくないなぁ・・・」
「ん?なんか言った?」
「ううん、何でもない。」
「んじゃ、行こ~♪チャイム鳴っちゃうよ~」
「誰のせいだよ(笑)」
「お前のせいだろ(笑)」
「はぁ!?・・・ホント、今日は歩みたくないよ・・・」


思いとは裏腹に、もう゛誘導″は始まっていた―――