年下俺様彼氏系

 「ッッ―――――!!」

 「おぉ!!姉貴!隼人と何話してんだぁ??」

 「たく……ま??」

 目の前には拓真の姿。……。良かったもしかしてみていない。

 「顔真っ赤だぞ!!隼人何かしたのか~~??」

 「ハァ??何もしてねぇし!」

 嘘……。したくせに。それにしても、なんであたしが処女だってわかったのかな??

 「じゃあ、俺帰るわぁ」

 「もう帰んの!??隼人来たばっかじゃん!」

 隼人くんはうなずく。

 さっきはあんなことして!!

 「あぁ。それと瑠奈さん」

 ドキッッ!

 「な、なに??」

 なに動揺してんのよ!!あたし!!

 「お菓子ありがとうございます」

 何だ……。そんなことか……。

 「それと……」

 「ん?」

 隼人くんはあたしの耳を手であおり、

 「また遊びましょうね??」

 そういった。

 「ッッ―――――!!!」

 「じゃな~~!!隼人」

 何言ってんのよ!拓真の前で!!

 拓真と2人で隼人くんを見届けた。その後。

 「なぁ。姉貴」

 「ん???何」

 「隼人と何話してたの??」

 手に持っていたティーカップを口に注ごうとしたときだった。

 「ブッッ!!」

 「ったねーな!!」

 実の姉に向かって何たる言葉!!

 「汚いだと!???」