年下俺様彼氏系

 「ありがとうございました。またの御来店をお待ちしております」

 「ただいまぁ」

 あれお母さん居ないのかな??

 「コンコン」

 「あけるよー」

 「どうぞ~」

 拓真も居ない。隼人くんだけ。

 「あれ??拓真とお母さん知らないかな??」

 隼人くんは少し笑った気がした。

 「拓真のお母さんと拓真は出かけました。買い物に行ったみたいです。それより……」

 「ん??」

 隼人くんはクスッと妖笑し。

 「拓真の前では言いませんでしたが、瑠奈さんって彼氏がいないだけじゃなくて、処女ですよね??」

 !!!!??何言ってんの!??

 「そ、そんなことないし!!」

 ヤった事はないけど、3つ下のガキにそんな事言われたくない!!

 「じゃあ……」

 隼人くんはあたしの肩を床に押し付け、人差し指であたしの唇をなぞる。

 「じゃあ、なんでこんなに赤くなってンの?」

 !!!中学生に遊ばれてる!???

 「赤くなってないし!」

 「フッ」

 そのまま離そうとしない手。その時……。

 「ただいま!!」

 帰ってきた!

 「フッ。良かったな帰ってきて」

 「隼人くん!!!なんでこんなことすんの!!??」

 「アンタの事がきにいったからかな??」