愛しい人へ



「拓海!? 泣いてるの?」




梨絵がびっくりして俺の顔を見る。



玄関の階段に座る俺ら、


梨絵の顔が同じ高さにある。





静かに頬を伝う涙。





「どうしたの・・・・?
 なんかあったの・・・・?」




梨絵まで泣きそうになっている





「ご、ごめん(笑)
 あぁー俺、かっこわるぃー!
 まじごめん。」



笑いながら涙を拭く。





まだ心配している梨絵。


俺から目を離さない。