愛しい人へ



「これに書きな!」


あたしは笑顔で言った。



拓海は戸惑いつつもペンと絵馬を受け取った。



その間に私はかけられている絵馬を見て回った。



届かない恋をしている人の言葉は美しい

こんなにも相手の幸せだけを願ってる



恋は不平等だ,,,, 


なんて思うけど、不平等だからこそ

叶ったときの喜びは大きすぎて

なにより大切にしたいって思うんだろうな・・・