『お前はしばらく葵衣菜ちゃんに辛い思いさせ続けるクセに側に居てやれないじゃん。電話とメールだけで不安拭えるとか思ってんの?』 「俺は…絶対拭ってやるから。」 『…は?無理なこと言うなって!』 フッ、と鼻で笑われた。 「お前そんなこと言うために電話なんかしてきたのかよ…それなら切る。」 『ちょっと待ってよ。あと少しだから。でさ、俺なら毎日側に居れるよ。それに…今俺がけっこう慰めてて、良い感じなんだよね♪』