「凌っ!」


そう叫んで飛び付いたあたしを受け止めてくれた。


「あたし、頑張る。
毎日凌のこと想ってる。だから…んっ…」

突然キスしてきた凌…

「俺も毎日葵衣菜のこと想ってる。」

「浮気しないでよ。」

「当たり前。葵衣菜以上の女なんていないから…」

「メールも電話もたくさんして」

「言われなくてもするつもり。毎日葵衣菜の声聞きたいし」



あたしは大好きな人の言葉によって

過ごせる残りの日を精一杯笑って過ごそう…

そう思えた。