極甘彼氏は幼なじみ☆




「ってか本題に入っていい?」


「あっ…どうぞ…」

そうだった…

「凌がさー、別れの電話したとき俺も一緒だったんだー…」


「…どういうこと…?」


「つまり、新しい彼女なんていないってこと。
凌はあの容姿だからすごいモテモテでさ。

転校初日は特に女のコに囲まれてすごかったんだ~。

でも凌は優しくかわして、全く相手にしてなくてさ。

なんで?って聞いたらすっげー幸せそうに

"待たせてる彼女いるから"
って言ったんだよ。」


「…」

あたしは泣きそうだった…

そんな風に言ってくれてたなんて…