「葵衣菜、元気でね! メールとかたくさんするから! 葵衣菜もなんか向こうでされたら直ぐに言いなさいよ! あたしが、すぐとんでってそいつに注意してやるんだからっ!」 最後の方は2人とも目が涙でいっぱいだった。 「葵衣菜、時間よ…」 お母さんに言われ、車に乗り込もうとしたとき、くるみにあるものを手渡された…