しばらく経ってリビングに お邪魔しまぁす! とくるみの明るい声が響いて あたしの部屋に入ってきた。 「宿題やろ!どうせ葵衣菜のことだから分からなくて困ってたんでしょ?」 「まぁ…うん。」 「ねぇ…葵衣菜? 昨日泣いた?」 「やっぱり分かっちゃった?」 「わかるわよ。」 けっこう良い感じに化粧で隠せてたのになぁ… やっぱりくるみには適わない…