「どうして日を改めて会うことを私が断ったのか?
それはね、私ちょうど約束の日に親から海外転勤の話が来たって知らされて、引っ越すことになるかもしれなかったの。
だからどうせ離れ離れになるなら会ってもしょうがないと思ったのね、お互い辛くなるだろうし。
メールも、もうこれからずっと会えない人とし続けるなんて会いたい気持ちが募るばかりになっちゃうでしょ?
そんなの、私いつかきっと耐えられなくなる。
だから今のうちに縁を切っておいた方が後々気持ちが楽になると思ったの…ごめんなさい。
でもね、私hiverくんに説得されるうちに、やっぱりどうしてもhiverくんに会いたい、会ってずっと一緒にいたいっていう想いが止まらなくなってきて。
私、親を説得しようって考えたの。
転勤なんてしないで、するんだったら私を置いてって、って。
とりあえず一ヶ月は頑張って粘ろうと思った。
ちょうどホワイトデーね。
だからホワイトデーまでってメールしたんだ。
それでね…昨日ようやく聞き入れてもらえたの!
私も両親もここに残っていられることになったんだ~。
そういうわけでこうして冬月くんに私がlovefoxxxだってことを告白できたの」
「え、でも」
「どうして冬月くんがhiverくんだとわかったか?
前々からひょっとしたらhiverくんて冬月くんなんじゃないかと思ってたんだよね。
hiverってフランス語で“冬”の意味だってメールくれたじゃない?だから。
冬月くんはフランス語が堪能だということは知ってたし。
もしかしたらってね。
そしたら、バレンタインデーの次の日から冬月くんが誰かを探しているみたいだって聞いて、確信したの。
メールでも言ってたよね?
私を探し出してくれるって。
あの言葉は本当だったんだ、って私感動しちゃった~!」
「………」
それはね、私ちょうど約束の日に親から海外転勤の話が来たって知らされて、引っ越すことになるかもしれなかったの。
だからどうせ離れ離れになるなら会ってもしょうがないと思ったのね、お互い辛くなるだろうし。
メールも、もうこれからずっと会えない人とし続けるなんて会いたい気持ちが募るばかりになっちゃうでしょ?
そんなの、私いつかきっと耐えられなくなる。
だから今のうちに縁を切っておいた方が後々気持ちが楽になると思ったの…ごめんなさい。
でもね、私hiverくんに説得されるうちに、やっぱりどうしてもhiverくんに会いたい、会ってずっと一緒にいたいっていう想いが止まらなくなってきて。
私、親を説得しようって考えたの。
転勤なんてしないで、するんだったら私を置いてって、って。
とりあえず一ヶ月は頑張って粘ろうと思った。
ちょうどホワイトデーね。
だからホワイトデーまでってメールしたんだ。
それでね…昨日ようやく聞き入れてもらえたの!
私も両親もここに残っていられることになったんだ~。
そういうわけでこうして冬月くんに私がlovefoxxxだってことを告白できたの」
「え、でも」
「どうして冬月くんがhiverくんだとわかったか?
前々からひょっとしたらhiverくんて冬月くんなんじゃないかと思ってたんだよね。
hiverってフランス語で“冬”の意味だってメールくれたじゃない?だから。
冬月くんはフランス語が堪能だということは知ってたし。
もしかしたらってね。
そしたら、バレンタインデーの次の日から冬月くんが誰かを探しているみたいだって聞いて、確信したの。
メールでも言ってたよね?
私を探し出してくれるって。
あの言葉は本当だったんだ、って私感動しちゃった~!」
「………」
