5日前の3月7日、私のクラスがHRの間冬月くんがクラスの前で待っていると、佐藤さんがやってきてこう声をかけてきた。

「冬月くん。いや、hiverくん。」

冬月くんは驚いた。
自分がhiverだってことはlovefoxxxしか知らないはずだと思っていたから。

「ちょっと話があるから来てくれない?」

冬月くんは不思議に思って、断らずについて行った。
そして連れて行かれたのは屋上の入り口。
私達がバレンタインデーに待ち合わせしていた場所。
そして佐藤さんの話が始まった。
内容はこう。

「実はね、私がlovefoxxxなの。今まで黙っててごめんなさい」
「え?」
「私インフルエンザで休んでたでしょ?だから行けなくて」
「でも、」