そんなどよ~んとした私とは打って変わって、夏帆ちゃんは最近ピリピリしている。
学期末だから、いろいろと生徒会の方で忙しいのです。
だから相談できない…。
いや、できてもしないかな。
夏帆ちゃんに言ったら勝手に冬月くんにバラしちゃいそうだもん。
とりあえず、私は夏帆ちゃんの愚痴聞き役に徹しよう。
「あーもー!!」
「どうしたの?今日は」
「聞いてよ!マジ佐藤澄加ふざけんなって感じなんだけど!」
「ああ、副会長さんね」
「あいつやっと学校来たから仕事手伝わせようとしたら、“ごめんムリ~まだ風邪が…コホコホ、あるからうつすといけないから~、ゴホン!”とか言ってたくせに、放課後一組の教室で普通に男とじゃれてたの!しかもマスク取って!」
そういえば冬月くんともマスク取って喋ってたな…。
「絶対仮病だしあいつー!もうほんっと最悪っ!」
「まあまあ落ち着いて…」
学期末だから、いろいろと生徒会の方で忙しいのです。
だから相談できない…。
いや、できてもしないかな。
夏帆ちゃんに言ったら勝手に冬月くんにバラしちゃいそうだもん。
とりあえず、私は夏帆ちゃんの愚痴聞き役に徹しよう。
「あーもー!!」
「どうしたの?今日は」
「聞いてよ!マジ佐藤澄加ふざけんなって感じなんだけど!」
「ああ、副会長さんね」
「あいつやっと学校来たから仕事手伝わせようとしたら、“ごめんムリ~まだ風邪が…コホコホ、あるからうつすといけないから~、ゴホン!”とか言ってたくせに、放課後一組の教室で普通に男とじゃれてたの!しかもマスク取って!」
そういえば冬月くんともマスク取って喋ってたな…。
「絶対仮病だしあいつー!もうほんっと最悪っ!」
「まあまあ落ち着いて…」
