「好きな色は?」
「オレンジ」
「好きな食べ物は?」
「いちご」
「好きな教科は?」
「音楽」
「好きな歌手は?」
「CS、」
この時奇跡的に反射神経が働いた!
「CSI!」
と答えた瞬間冬月くんとお友達は、あぁ~と唸りながらうなだれた。
「惜っしかったな~!」
2人はものすごくがっかりしたような顔してるけど、私はめちゃくちゃほっとしていた。
あのままCSSって言ってたらバレてた…。
「くだらない質問に付き合わせちゃってごめんね」
冬月くんは疲れが混じった微笑みを浮かべつつ、ガタッと椅子から立ち上がった。
「それじゃ」
「うん」
私は冬月くんを見上げた。
背ぇ高~。
すっかり安心しきってこちらに背を向けた冬月くん達をぽかんと眺めていると、冬月くんが振り返った。
「オレンジ」
「好きな食べ物は?」
「いちご」
「好きな教科は?」
「音楽」
「好きな歌手は?」
「CS、」
この時奇跡的に反射神経が働いた!
「CSI!」
と答えた瞬間冬月くんとお友達は、あぁ~と唸りながらうなだれた。
「惜っしかったな~!」
2人はものすごくがっかりしたような顔してるけど、私はめちゃくちゃほっとしていた。
あのままCSSって言ってたらバレてた…。
「くだらない質問に付き合わせちゃってごめんね」
冬月くんは疲れが混じった微笑みを浮かべつつ、ガタッと椅子から立ち上がった。
「それじゃ」
「うん」
私は冬月くんを見上げた。
背ぇ高~。
すっかり安心しきってこちらに背を向けた冬月くん達をぽかんと眺めていると、冬月くんが振り返った。
