入院生活も日が重なるに連れて次第に慣れていった。

入院中私は娘に日記を書くようにすすめた。

「つらいことや嫌な事なんかあったら全部書いて」



でも娘の日記には弱音やぐちは全くかかれていないのだ。


『がんばろう、がんばらなくちゃ、うまく注射できるように
なりたい。』


すごく前向きなことばかり書くから

こんな病気になってつらいなんて一言も書かないから

お母さんのせいだって全然せめないから



・・・・・・


子供って本当に強いんだと思った。

自分の病気をストンと受け入れている。


なんだか余計に悲しかったけれど。




そんな入院中見舞いに来て
缶いっぱいのお菓子やチョコレートを娘にもってきて
(そういうの好きなだけ食べたりすることができない病気なのに!!)
娘の前で涙ぐむ義母に
私はあきれるやらいらつくやらなにがなにやらぐちゃぐちゃな
気持ちになったものだ。


そして入院生活も終わりに近づいて
学校への復帰に不安いっぱいだった私と娘。

そんな時
メールの受信・・