そこには頬を赤く染め輝かんばかりの笑顔。

流石は学園のマドンナ。
モデルの実力侮るなかれ。

あまりの可愛いさに言葉をなくす。


普段クールな感じだからよけいに笑顔が眩しく感じるような気がする。

この笑顔の写真ならば、高値で買う奴の気持ちがわかる。



…しかしこの罰ゲームは何か賭でもしていたのだろうか。

そして俺が出したこの結果によって彼女は何か得するのだろう。

そうでもなければこの喜び様は説明できない。

心底嬉しそうな彼女の態度に危うく本当に好意をもたれていると勘違いしてしまいそうになる。

先程の告白の時もこのくらい感情入ってたら普通に騙されていただろう。

危い、危い。