「前まではミエルもいたから、二人じゃちょっと寂しいね。」
「そうですね。でも、ミエルちゃんとは敵同士です。あまり情を持たない方が良いですよ?きつい言い方になりますが・・・」
俺は、昨日の事を思い出した。
「そうだよね・・・ミエルはデビル7の一人だもんね。」
「でも、何とか助ける方法なら和也さんを探すことです。」
「確かに。全力で探さないとね。」
「またいつデビル7が襲ってくるか分かりませんから。」
それから、サリリちゃんと一緒に学校に行った。

教室に入ると、日菜ちゃんが話しかけてきた。
「良太君、ちょっと良い?」
「良いけど。」
俺は、日菜ちゃんに連れられて、近くの渡り廊下に来た。
「どうしたの?」
俺は、告白かと思ってドキドキしていた。
「あのさ・・・」
「うん。」
「良太君に確認したい事があって・・・」
「何?」