サリリちゃんの方を見ると顔をしかめていた。
「自己紹介がまだだったね。あたしは、デビル7の一人。雷のベリエル。よろしくね。」
俺は、ベリエルに問いかけた。
「さっき、デビル7って言ったよな?ミエルの事も知ってるの?」
「ミエルなら、知ってるよ。何故なら、デビル7のリーダーだからね。何であなたが、ミエルを知ってるの?」
「ちょっと、訳ありでミエルを探しているんだよ。」
「訳ありねぇ。でも、あなたが、ミエルに会えることはない。何故ならここで、消えてもらうからよ。」
そう言って大きなハンマーで、殴りかかってきた。
「何なんだよ。」
俺は、ベリエルに怒鳴った。
「これが、あたしの武器、ハンマーのミョルニルだよ。」