「あ。」



データを再生し、次々と写真を見ていた西川さんの動きがやがて止まった。



や、やばい( ̄▽ ̄;)
さすがにおかしいと思われちゃったよな…。



うわあああ!最悪だぁ(´;ω;`)



俺が心の中で絶叫すると、西川さんが口開いた。



「はぁ〜ん。ステキですよね。このお二人…。」



(´_ゝ`)!?



(´_ゝ`)はい?



俺は西川さんの想像を絶する意味不明な発言にポカーン状態となった。



そんな俺を見て察したのか、西川さんが少し顔を赤めて『オホンっ』と咳払いをした。



「…し、失礼いたしましたわ。」



そして、西川さんはそのまま言葉を続けた。



「あの、えっとですね。こ、この2人、ほんとに仲がいいんで、ついうらやましく思ってしまったというか…。」



西川さんは、カメラに映るヤマト兄と大樹さんのツーショットの画面を俺に見せてきた。



「へぇ〜。西川さん、大樹さんの事も知ってるんだね。」



あ、もしかして。ヤマト兄と大樹さんが仲がいい事は、この寮では結構有名な話なのかな?



「え?…あ、まぁ、たまに偶然お会いする事があるんですよ。大樹さんは毎日ってほど蘭藤荘に遊びに来てますから。」



え!そうだったの??
大樹さん、ほぼ毎日あんな感じでヤマト兄の所に遊びに来てるんだ(゜o゜)