「そんなことより、ヤマト兄にお願いがあるんだけど…」



「お願い?」



「う、うん。」



ごめん、ヤマト兄…。



「なんだ?俺に出来ることなら何でもやるぞ。」



ほんと、ごめぇん…。



「ほんと?じぁあ、その、写真を撮らせてほしいんだけど…」



「写真?」



ヤマト兄は首をかしげた。
そりゃそうだ。



「うん。今日母さんから手紙が届いてさ。手紙の返事にみんなの写真を一緒に送りたくて。」



「…なんだ。そんなことか。」



ごめん(´;ω;`)
実際はそんなことでは済まされないんだ…。