まずいな…( ̄▽ ̄;)
ぜったい嘘だと思われる!



「遥…。」



「ごめん、ヤマト兄。俺…」



やっぱり駄目だ!と思ったその時、
ヤマト兄は両手で俺をガバリと抱きしめた。



えええ━━━(゚д゚;)━━━!!



な、なんで!?



俺がテンパっていると、ヤマト兄は俺の頭をなでる。



「そーだったのか!っていうかそうだよな!
ごめん、遥。俺全然気づけなくて。アメリカから5年ぶりに一人で日本に来たんだもんな!さみしいに決まってるよな!」



「ヤ、ヤマト兄!」



俺の必死のアドリブ通じた━━━(゚д゚;)━━━!!



「お前がこっちに慣れるまで、さみしくなったら俺の部屋で寝泊りしていいからな!」



「あ、うん。ありがと。
寝泊りは大丈夫だけど…。」



アドリブは通じたものの、やっぱりヤマト兄に嘘をついていることに罪悪感が出る。



ああ、でも真実を話す事は出来ないし…。



はぁ~~~…。
もうここは割り切って、さっさと彼方の指令をこなして帰ろう。