「ちなみに僕、嫌がらせを考えるのすごく得意なんだ〜☆」



それはそれは得意そうですね( ´_ゝ`)



彼方の奴隷か…。
彼方に一生いたぶられるか…。



そんなの、どっちも嫌だあああぁぁぁ!!((((;゚Д゚))))



俺はどちらの選択にしろ絶望しか待っていない未来に肩を落とした。



はぁ…(´;ω;`)
でもこのまま俺がどちらかを決めないと、また彼方の奴が変な思い付きを増やしそうで恐いな。



もう俺は覚悟を決めるしかない。



「わ、わかりました。もう彼方君の好きにしてください。」



あ〜( ´_ゝ`)もうどうにでもなれ!俺!
一生いたぶられるより奴隷になった方がマシだ!



すると、彼方は俺に勝ち誇った笑みを浮かべた。



「あはは。最初からそう言わなきゃ。そんなわけで遥、これから2人で新しい学生生活を楽しんで行こうね☆」



彼方は俺の手を両手でギュッと握った。



ああ( ´_ゝ`)
本当に今日は最悪な日だよ。トホホ



俺がそう心に刻んだ、その時。



「か、彼方ぁぁああああ!!!!」



その叫び声と共に彼方の部屋の扉が開く。



俺がハッとして振り返ると、見覚えのある人物が流れ込むように部屋に入ってきた。



「か、管理人さん?」



その人物とは、昨日の歓迎会にいたこの寮の管理人の観奈であった。