はい!((((;゚Д゚))))まったくわかりません!((((;゚Д゚))))
わかりませんとも━━(゚д゚;)━━!!
と、思いっきり主張したい俺であったが、恐怖のあまり口が動かない。
すると彼方が『あははっ』と笑う。
「…遥。何にも言えないみたいだから、かわりに僕がヒントになる問題を一つ提議してあげるよ。」
彼方の言葉に、俺はビクッと体を震わしてまた息を飲む。
「では問題です。どうして僕が早瀬先生の写真や映像を見てるのでしょうか?」
「え?」
ど、どうして彼方がヤマト兄の写真や映像を見ているか…。それは…。
彼方の出した答えのヒントとなるその問題…。
もちろん頭をフル回転させて考えた俺には答えが…。
わ、わかるわけなかった━━(゚д゚;)━━!!
「…ん?遥。もしかしてわからないの?」
俺の表情を見て察したのか、彼方が俺を馬鹿にするように首を傾げた。
しかし結局答えが分からなかった俺は、彼方の質問にただゆっくりと頷く事しか出来ない。
すると彼方は、『それじゃあ…』っと言葉を続けた。
「お馬鹿で頭の固い遥に、しかたないからこの僕が答えを教えてあげようかな。」
俺は再び息をゴクリと飲み込む。
だがその瞬間。
彼方の口から信じられない一言が飛び出す。

