「まぁ、そんなわけだから遥。お大事に。元気になったらたくさんいじめてやるからな。」









「はるちゃん。また様子見に来るわね。」









二人は俺にそう告げると部屋を出るべく歩き出す。怒り狂う西川さんを無視して。









「ちょ、ちょっと待ちなさいよ!!」










スタスタと歩いていく彼方と観奈に西川さんが怒りながら呼びとめるが、









「ふふふ〜ん。あ〜今日はなんていい気分なんだろうな〜。あははは〜☆」









彼方はわざとらしく西川さんに聞こえるようにどこかで聞き覚えのあるその言葉を言うと、鼻歌を歌いながら観奈と共に部屋を出て行った。










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はぁ…(´∀`;)
彼方と観奈がいなくなって、やっと少し静かになった…。








まぁ、まだ西川さんがいるけど、3人よりはマシだよな(-ω-;)








てか俺、病人なのに…なんでこんなに療養の邪魔をされなきゃいけないんだよ(゜ Д゜;)









ああああああああ!
最悪だ━━━(゚Д゚;)━━━!!!









俺が心で叫んだ瞬間。









「あああああああ!あの腹黒王子!!次は絶対……してやるんだからー!!」









西川さんも発狂しだした。









( ´;゚;ё;゚)・;’.、・;’.、ゴフッ!









……って所、完全に聞こえなかったんですけど━━(゚Д゚;)━━!!!










っていうか、あなた何をしでかすつもりなんですか━━(゚Д゚;)━━!!!