…って、なんか良く分からないけどやっぱり恐いから、ここは…(^ω^;)









「か、彼方…ほら!!ヤマト兄が作ってくれたスープが冷めちゃうよ!!せっかくヤマト兄が彼方の為にって、彼方の為を思って、彼方の為だけに作ってくれたんだからさ!!」









俺は彼方のご機嫌をいかに早くよくする為に、先ほど大樹さんが机に置いていったおぼんを持ち、彼方にヤマト兄の手料理をを見せる。
『彼方の為』って言葉をくどいほど強調しながら( ´_ゝ`)








「どう?食べれそう?」








さらにご機嫌を取るために俺は不自然な笑顔を彼方にお届けすると、








「…食べるに決まってるだろ!」








少しムッとしながらも、彼方はそう言って俺からおぼんを受け取った。









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その後…。
辛そうではあったが、なんとか彼方は野菜スープも擦りリンゴも平らげた。









食事をある程度終えると、俺はおぼんを机に戻し彼方のベットに腰掛ける。









彼方は先ほどよりは体調が良くなったのか、顔色がだいぶいい気がする。









一時はどうなるかと思ったけれど、彼方の体調もだいぶ安定してきたなぁ(゚∇゚ ;)
はぁ…。本当によかったよ(゚∇゚ ;)