うーん(`‐ω‐´)
とりあえず、こういう時は彼方をよく知ってる観奈に相談してみよう。








さっき彼方も観奈の熱ある程度下がったって言ってたし、電話しても大丈夫だよね?









そう自分に言い聞かせながら観奈に電話をかけた。









『―――もしもし?』









「あっ、観奈?俺、遥だけど」








『うん。どうしたの?』









いつもより少し弱弱しい観奈の声が聞こえてきた。








「えっと、風邪の具合は大丈夫?」








『うん。熱は下がったし、まだ喉とかは痛いけど、大丈夫よ。』









「そっか。よかった。あ、あのさぁ。実は彼方がさっき熱で倒れちゃって…」









『えっ?彼方が?やだ、私うつしちゃったかしら!!?大丈夫!!!?』









「う~ん。正直今熱計ったら41度もあった」








観奈が電話ごしに息を呑んだのが分かった。









「とりあえず今はベットで寝かせてるんだけど、救急車呼んだ方がいいかな?」








『う~ん…ハルちゃん、彼方って今起きてる?』








「うぅん。寝てる。」







ん?(゜ω゜)観奈の奴、何でそんなことを俺に聞くんだろう?








俺が不思議に思っていると、








『そっか。じゃぁ彼方が目を覚ましたらどうするか聞いてみてもらっていいかしら?勝手に連れてくと、ましてや救急車なんて呼んだりしたら、アイツ確実に怒ると思う。』









俺が予想していた事を観奈も言いだした。








さすがは幼馴染み…。
彼方の事をよく分かってらっしゃいます( ̄▽ ̄;)