なぜなら俺の追試の教科は…。







「え?あ…その全部なんだけ…ど。」







「え?全部!?」







俺の言葉に愛穂が目を見開いて驚いた声をあげた。








「それって全教科ってこと?」







「う、うん。俺、日本の試験の問題の意味をどうやら勘違いしてたみたいでさ。…あはは。ほんと俺お笑い者だよねー。」







ほんと自分でも笑うしかないよ(´_ゝ`)トホホ…。







「そ、そうなんだ。どう勘違いしたかは知らないけど…その、追試は大丈夫なの?」







「う、うん…。大丈夫といいたい所だけど、俺事態が何を勘違いしてるかもまだよくわからないし、正直困ってるんだ。」






とくに英語の文法なんだよね…( ̄▽ ̄;)
まぁ、他の教科もどういう風に間違えているのかにもよるけど。







「あ。それなら私が遠山君の勉強少し見てあげようか?」







「え?!」







愛穂の突然の一言で俺は驚いた。