( ´_ゝ`)…西川さん。







毎回用事で学校休んでるけど、いったいあなたは何をしているんですか?







それと…せっかく同封してくれたみたいだけど君のブロマイドは俺には必要ありませんTдT)






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はぁ…( ´_ゝ`)
朝からまた理解不能な西川さんの行動に苦悩したけど、いつもの生モーニングコールよりはマシだな。







この3週間。彼女は早朝、ほぼ確実に俺の部屋にやって来る。
それが習慣化されている中、今日は朝起きたら彼女がいなくてホッとしていた矢先にあの手紙であった。







でも手紙にも『学校はお休みします』って書いてあったから、今日は西川さんに付きまとわれたりすることはないんだよな…。







…それってよく考えたらラッキーなんじゃ…?(´∀`;)







心の中でガッツポーズをして、俺が外に出て、部屋の扉を閉めたその時。








「遥!」








俺を呼ぶ声が飛んできた。








俺が声の飛んできた方を向くと、そこには隣の部屋の彼方が自分の部屋の扉から顔を出していた。







「彼方。おはよう。」








俺はそう言うと、彼方の部屋の方に歩き出した。
彼方の様子がなんだかいつもと違う…。そんな気持ちを持ちながら。








すると彼方が扉をゆっくり開けて口開いた。







「ああ。実はさ、今日僕学校休むから…。」








その声はどこか小さく、疲れてる感じがした。







「え?どうかしたの?」







内心“やっぱり”と思いながら、俺が尋ねると彼方がため息を落とす。