あれ?急にどうしたんだろう…( ̄▽ ̄;)
俺、もしかして変な事何か言ったかな?(゜ロ゜;)



彼方の症状が急に変わった事で、俺は訳も分からず焦りだした。



「あ、あの、菅谷君?」



顔色を覗くように、俺は彼方に恐る恐る声をかけた。とその時…。



「かぁ〜、な、たっ!」



彼方がいきなりうつ向いていた顔を上げ、はっきりとした大きな声を出した。



Σ(゜д゜;)!?




「うわぁ!」



俺はもちろん意味もわからず驚き、身体をビクッと震わした。



すると飛び上がるように驚いた俺を見て、彼方が笑いだした。



そんな笑う彼方に俺は目が点になった。



「あはは。びっくりした?」



彼方にそう聞かれ、俺は『うん。』と強く頷いた。



「ほら!これからはお隣り同士なんだし、名字はなしにしようよ。だから僕のことは『彼方』って呼んでほしいな。」



なるほどさっきの『かぁ〜なぁ〜た!』は、そういう意味だったのか!(^ω^;)
やっと状況が少し理解したぞ。



俺が心の中で納得するして『う、うん。』と返事を返すと同時に、彼方がまたクスクスと笑い出した。