じょ、 冗 談 じゃ な い!







俺の額から冷や汗が流れた。







「あはっ。今日は楽しい夜になるね。ねぇ〜?は〜るか!」







まるで美味しそうな物を見るように、彼方は俺を見下ろすとペロリと舌で自分の唇を舐めた。







俺も先ほどの観奈同様プルプルと震えだし、やがてゆっくりと息を吸うと大きく口開き、そして全ても吐き出すかのように叫んだ。







「う、嘘だろぉぉおおおおおっ!!!」








こうして、俺の叫び声は蘭藤荘中に響き渡りましたとさ…。








おしまい!








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…って!終わりたいのは山々だけど、まだ終わりません( ´_ゝ`)






えっとですね(´∀`;)
それからどうなったのか?的な話ですが…。







あの後、俺と観奈は彼方の部屋でガチで朝方まで説教を食らいました。







俺、説教されることなんて何もないのに━━(´;ω;`)━━!!







アンド、俺は説教の間に彼方からとても鬼畜な嫌がらせを受けて、彼方から開放された時には、朝の象徴である日の出が昇り始めており、俺は生気を持たないアンデットと化していた。


※彼方に俺が何をされたかは、もう思い出したくないのでこの小説を読んでいる皆様の想像にお任せいたします。








しかし唯一救いだったのが、日が昇った本日が学校の休校日である土曜日だったことだ。







はぁ…(ヽ´ω`)
本当にそうじゃなかったら俺お亡くなりになる所だったよ。