すると、彼方が呆れて深いため息を溢す。








「あのね〜。僕がいつも君に言ってることは君のために言ってる事なんだよね…。」







「うん…。」








「それなのにいちいちうるさいだのと言っては、泥酔して人に迷惑かけたくせにまた飲む。それってどうなの?正直、遥以下の馬鹿だよ?馬鹿。」







「うっ…ば、馬鹿…?」








観奈は、彼方の言葉がよほどショックなのか肩を落としてうつむいた。








てか観奈さん。馬鹿の前に遥以下って言ったこと気づいてますか?ねぇ?
それで落ち込むって俺に失礼でしょうが(`Д´)







「だいたいさー。僕がどんだけ苦労してると思ってるんだ。この前なんて、早瀬先生とロリコンメガネと君で飲んでて、君が泥酔した時なんて、バイト中にロリコンメガネが僕に『観奈が具合が悪いから大至急、寮に戻ってきてくれ』ってメールしてきてさー。」








( ´_ゝ`)…ロリコンメガネ?







メガネメガネメガネメガネメ…。







(;゚ Д゚)はっ!メガネと言えば、圭先生しかいねぇ!?






でも何でロリコンなんだよ!?Σ(゚д゚;)







「僕心配して急いで帰ったら、具合が悪いのはロリコンメガネの嘘で、それだけでも精神的にショックが大きいのに、挙句の果てに『ほら。お前の仕事だぜ☆』って泥酔した君を渡された僕がどんなに恥と屈辱を受けたか…。」







うわ〜(^ω^;)
それはご愁傷様です。








てか、圭先生。
ちょっとやる事ひどくないか?
あ。もしかして、彼方が自分の彼女(仮)と仲がいいから、その嫌がらせとか?( ̄▽ ̄;)
いや、圭先生が自分の生徒でもある彼方にそんなことするはずないよな(^ω^;)